土曜日、豊橋妖怪ハンコ展を閉めてから、豊橋妖怪一同で、静岡県掛川市横須賀へ行ってきたぞん。わし、一里塚の大蜘蛛。

 横須賀城の城下町だった街道に、古き良き町並みがまだまだ残っとってのん。全国から芸術家たちが自分の作品をもって、街道沿いの古民家で披露するというもの。７０軒近くの古民家と芸術家のコラボレーションが繰り広げられとったわい。

▼遠州横須賀街道ちっちゃな文化展

http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/event/chittyanabunkaten.html

わしは庄屋源吉。高師・芦原校区に碑まで建っておる、豊橋を代表する英雄。なんちゃって。

わし、18歳で村の衆に推されて庄屋になったんじゃ。村は貧乏で年貢を納めることができんくてのん。わしが村の衆を代表して、死を覚悟で願いを届けに、役場に行ってこう言ったんじゃ。

「死を恐れて、どうしてこの願いができましょうか。年貢が免ぜられないのなら、私を臨済寺山（吉田藩の死刑執行場）へお連れください」

願いが聞き届けられ、年貢１３８石を減免されたんじゃが、わしは死刑を宣告され牢獄にいれられてしまってのぉ。今度は村人が命がけでわしの刑を減らすよう懇願してくれて、5年後に釈放されたんじゃが、時すでに遅し、病で死んでしまった。享年、25歳という若さだったんじゃ。

明日10/27（土）14:00-15:00、豊橋妖怪トークイベントをばったり堂にて開催します。豊橋民話を語りつぐ会の語り部たちが1時間たっぷり伝えます。迫力満点、ご堪能ください。

全3話：「身がわり地蔵」「庄屋源吉」「一里山の大蜘蛛」

わし、歯の神様。牛川に祀られとるぞん。

昔はいまみたいに、よい歯ブラシや歯磨き粉がまだまだなかったでのん。みなにとって虫歯は”生き死ににかかわる重大な病”だったんじゃ。

年寄りはもちろん、子どもたちや働き盛りの若い衆も毎日のようにお参りやお供えに来てくれとって、

「歯がはやく良くなりますように」

というみなの声を聞き届けて治してやっておったわい。

それが、いまや。。。

できあがり。

本物はばったり堂に飾ってあるで、手にとってわしを観たい人間は、声をかけるように。

10月20土、21日の豊橋祭り、すごい人出だったのん。豊橋妖怪もみんなで豊橋造形パラダイスや市民総おどりを観に行ったぞん。わし、幸村。

子どもんとうの発想とパワーは、面白いのぉ。わしらも負けとれん！ほっほっほ。

さて、写真は「ふるさと怪談トークライブin名古屋」（ちくさ正文館書店ホール）で行われたライブアート作品の一部。怪しげなこの会に豊橋妖怪選抜メンバーで行ってきたぞん！

http://hurusatokwaidan.web.fc2.com/

わし、ごひん。明日10月20日（土）、21日（日）は、なんと豊橋祭りじゃ！うれしいのぉ。わしらも夜は市民総踊りに参加するで。「火の玉だ！」と騒がんように。

めでたいお祭りに華をそえようと、わしら、明日、明後日と「豊橋妖怪駄菓子屋」を開店するぞん！今日、宣伝用にちょっとだけ子どもたちに駄菓子をお披露目したんじゃが、子どもたちの蜂の子をつついたような騒ぎよう！

わしら、牛川校区の雨乞いチーム。昔は日照りが続いて渇水が深刻になると、わしらが呼ばれてのん。伊勢からはせ参じて黒御幣で降らせた雨を、人間どもは「虎の涙雨」なんていって昔から喜んでくれておる。まあ、祈祷料はちと高いんじゃが、実力があるからそれぐらいの御礼は、な。

昨日は臨時休業して、ごめん。代表してお詫び申す。ごひん。

豊橋妖怪みんなで、田原妖怪にあいさつに行っとったんじゃ。すごかったぞん、田原市立図書館。

戦艦をひっくり返したような造りになっとってのん。前面ガラスと木でできておる、あったかい空間じゃったぞ。なんでも、全国の建物デザインのTOP20にノミネートされて、雑誌でも記事が掲載されたそう。

わし、秋葉山(あきはやま)の天狗。字が下手なのが悩み。

二川の大岩寺(だいがんじ)に居る月舟(げっしゅう)という僧がめっぽう字が上手いと聞いてのん。あるとき、和尚の右腕を借りたんじゃ。「お礼に和尚が書いたものは必ず守る」と約束してな。借りてる間は、和尚の右手は思うように字が書けんかっただろうが、すぐに返したでな。

すると、思った通り！わしが天狗の中で一番の筆上手と褒められたんじゃ。後に、寺が大火に遭ったとき、月舟書の木の額だけは、焼けずに残ったぞ。もちろん、わしが守ったんじゃ。いまも「岩屋堂」「大岩寺」「亀見山」の３つの額が残っておるぞん。

私、お弓。すっごく素敵な紳士が「豊橋妖怪ハンコ展」に来てくれたの！豊橋の軍事史家の太田幸市さん、80歳。豊橋軍事史叢話（上巻）を上梓されていて、私たちがたくさん登場する「豊橋百科事典」の軍史も担当されているの。

豊橋妖怪仲間の女たちがみんな、キャーキャー言っちゃって。店を切り盛りしている人間の娘どもも、色めき立ってたわ。

私、さっそく太田さんに「ばったり堂で豊橋の軍史の講演をされません？」って、誘っちゃったわ。そしたら、

「それは面白い！ぜひ、やりましょう」ですって！

わし、真田幸村。再々の登場だのん。今日はみんなに報告したいことがある。

「豊橋妖怪ハンコ展」に来た人間のお客から、感謝の言葉をもらったんじゃ。わし、泣きそうになってしまってな。

妖怪庭には、苔や椿や草木盆栽といっしょに、わしら妖怪の提灯が展示されておるのよ。縁側で、抹茶＆妖怪和菓子と一緒に庭を楽しんでもらう趣向でのん。

「あら、あれは真田幸村公の大根流しの提灯かしら？」

ある婦人がそう聞いてきたので、わしが「そうじゃ」と答えたら、

「私の娘が小さい頃、大層お世話になったの。毎年12月12日に行われる真田神社の大根流しには、4回くらい行ったかしら。娘がぜんそく持ちだったから。こんなところでまた出会えるなんて」

「豊橋妖怪ハンコ展」のイベント日程が決まりました！

10月27日（土）、11月11日（日）、12月1日（土）の全3回。いずれも申し込みが必要です。（満員御礼の場合には先着順とさせて頂きますので、お早めにお申し込みください。詳しくは「豊橋妖怪ハンコ展【NEW】」の欄をご覧ください。）

▼イベント日程お知らせページ

http://battaridou.jimdo.com/豊橋妖怪ハンコ展/

わし、飾り付け担当の真田幸村。今日は、ばったり堂に不思議な人間が来たぞん。わしら妖怪を描いた浮世絵を集めとるという田原市在住のY氏じゃ。

古いものは江戸時代から、何十点もこんな妖艶な浮世絵を持ってきてのん。わしら豊橋妖怪一同、

「ほほぅ、こりゃすごい！」

と見入っとったわい。 近く、このY氏と一緒に「豊橋妖怪ハンコ展」で一夜限りの妖怪浮世絵夜話を開催予定。楽しみに待つように。

豊橋妖怪仲間を代表して、わし庄八塚が「豊橋駅前大通地区まちなみデザイン会議」（通称・駅デザ会議）へ参加してきたぞん。

なにやら駅前大通一丁目路地で皆に大切にされておる「子西子育て地蔵」をシンボルに「地蔵通り」なるものをＰＲ考案中だとか。

豊橋妖怪ハンコ展とボンとらやさんとのコラボ商品「豊橋妖怪和菓子」。妖怪の種類は6種類、色は4色。ばったり堂では、好きな妖怪練りきりをお抹茶と一緒に楽しめます（豊橋妖怪抹茶セット500円）。

初日、二日目と多くの方が「豊橋妖怪ハンコ展」にお越しくださいました。

親子連れ、ご夫婦やカップル、友人同士、仕事仲間…。

「豊橋妖怪MAP」を真剣に覗き込みながら、

「うちの校区の妖怪は？」「あっ、あった！」

興味津々で、

「厠」　「妖怪との対話の間」　「提灯苔庭」

などを覗くみなさん。

ボンとらやさん＆岡本製茶さんとのコラボ商品

「豊橋妖怪和菓子＆抹茶セット」

に　”本当に妖怪だ！”　”面白い”　と歓声も。

豊橋妖怪仲間・スタッフ一同、みなさんのお越しを心からお待ちしています！

二川アカデミアの講演会。台風が最も接近している時間帯に講演スタートだったにも関わらず、多くのみなさんが来てくださいました。

みなさん口々に「台風、すごいのん」と言いながらも、ほぼ満席状態！二川の方々のまちづくりへの興味関心の高さに改めて感心と尊敬。